剥製の猿シリーズ


剥製の猿

作・演出/久保田浩
2012/5/31(木)~6/3(日)
in→dependent theatre 2nd  5ステージ

とある山奥。 まもなく金環日食が起ころうとしたその時、男女四人が姿を消した。
“羽曳野の伊藤”という謎の男が巻き起こした行動が彼らを“月”へと導いたのだ。そしてそこで彼らが見たものは、この世には存在しない愛しい人だった。
はたして彼らが見たモノは真実だったのか…?羽曳野の伊藤は言った。
「もし月へ行きたいのなら連れて行ってやる」
偶然山小屋に集った人々が会えないはずの人への再会を迷っていたその時、行方不明だった山小屋の主が現れた。しかしこの世の存在でもなく…。主は彼らを月に導こうとする羽曳野の伊藤に忠告を与える。
「そんな事する必要ないで」
葛藤の末、彼らが選んだのは“月”には行かずこの地に留まる。 愛しい人のことは心に想う、それでいいんじゃないか・・・だった。


続・剥製の猿

作・演出/久保田浩
2012/11/1(木)~11/4(日)
in→dependent theatre 2nd  5ステージ

あれから半年。
山小屋の主人弔うために再び彼らは集まった。「月へ行くまい…」半年前にそう決めた彼らの思いは揺らいでいた。
もしかしたら、またあの時と、同じことが…
そう思う彼らの前に羽曳野の伊藤が姿を見せることはなかった。揺らぐ彼らの眼を覚ませたのは、山小屋に娘と一緒に住んでいた美津子の姉・みちえだった。今は亡き山小屋の主・俊夫との出会いの瞬間を思い起こしながら今を生きる彼らに一言
「地に足付けて生きなはれ」
再びしっかり生きて行こうと決意した彼らの前から、一人の男が不慮の事故で月へと旅立った。 …それでも彼らは地に足付けて生きていくのであった。


新・剥製の猿

作・演出/久保田浩
2013/5/9(木)~5/12(日)
in→dependent theatre 2nd  5ステージ

山小屋での出来事。それは全てある劇団が演じていたお芝居の世界だった。そして今一度“彼ら”山小屋に集まろうとする芝居ふが作られていた。なぜまた彼らが…?
そんな時、脚本を紡いでいた人物、影山がこの世を去った。月へと行ったのか・・・。
故人への想いを物語の中に投影する劇団員達。そして一連のストーリーは完結した。…はずだった。
公演を終えた稽古場に一人の男が降り立った。羽曳野の伊藤である。
影山が書き続けてきた世界は何だったのか?どこまでが真実の世界なのか?
誰も答えてはくれない。


剥製の猿/征服

作・演出/久保田浩
2014/1/23(木)~1/26(日)
in→dependent theatre 2nd  5ステージ

団地の主婦たちの会話。高校生達の遊び。盆踊りの風景…。
懐かしい昭和な風景が突如崩れ去った。
すべてが夢だったのだ。
生き残ったのか、漂流したのか限られた人々が過ごす島。
その夢は彼らに何かを見せている。
その夢に現れる一人の少女と影山という男。炎を手にした人間とそうでない猿。残された人々はどう生きていくのか?影山はいつまでも人々を見つめている。


最後の剥製の猿

作・演出/久保田浩
2014/5/15(木)~18(日)
in→dependent theatre 2nd  5ステージ

今からずっと未来のとある場所。「最後の村」家族を失った男が訪れたのは、そう呼ばれる村だった。しかし葦原に囲まれたその村には頼るべき存在は無かった。 同じく頼るべき存在を失った者たちはそれでもそこで生きていた。檻の中の猿と一緒に。
孤独から逃れずに生きる者たちは、それでも何かの視線を感じていた。それは檻の中のたちだった。
人には“その人のいるべき場所”は必用なのだろうか?
果たしてそんな場所はあるのだろうか?
それを求める者、求めない者。
…そんな考えに酔っている人間たちを、ただ猿は笑っていた。
そしてあの男も…。

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