カタカナ四文字シリーズを紹介
ヒトミズ
作・演出/久保田浩
2007/11/22(木)~25(日)
伊丹 AI・HALL 5ステージ
タイトルは公衆トイレの「人がいなくても水が流れることもあります」の略。
人間の機微・笑いは普段の日常にあるものだから、日常会話的な世界観をそのまま舞台にしてそこから劇団としての芝居を考え直してみようとした、実験的作品。
久保田が父親を亡くしたという事もあり“お化け”的な登場人物もその後の作品には欠かせないものになる。
ゲトゲト
作・演出/久保田浩
2008/9/25(木)~28(日)
芸術創造館 5ステージ
死者と生者をうまく会わせたいという思いから、一人の男が再び遊気舎の舞台に立つ。
羽曳野の伊藤である。
作品は「FRY ME TO THE MOON」からヒントに、愛しい人が月にいるなら会ってみたい、心のトゲを抜きたい、そんな思いを表現した作品。
ソソソソ
作・演出/久保田浩
2009/10/8(木)~11(日)
芸術創造館 5ステージ
「クボッティーの芝居に出たい」
念願がかなって、牧野エミさんに遊気舎の舞台に立っていただいた作品。エミさんは泣くのが好きという事なので「エミさんいっぱい泣いてください」の思いがつまった作品。
エミさんからいただいた言葉
「もっかいやりたい」
…はい!やりましょう!待っててください!(久保田)
イキトン
作・演出/久保田浩
2010/8/27(木)~29(日)
神戸アートビレッジセンター 5ステージ
神戸アートビレッジセンターにて上演。
神戸の劇場でもあるし、久保田自身神戸産でもあるので「ど直球の神戸芝居」を念頭に作られた作品。
羽曳野の伊藤とうり二つの“偽・羽曳野の伊藤”が登場したのも話題に。偽ライダー同様、ワンポイント黄色を採用した黄色いネクタイが、その存在を更に不気味にさせていた。もちろん両方演じてるのは久保田自身なのだが…。
エエトコ
作・演出/久保田浩
2011/5/12(木)~15(日)
神戸アートビレッジセンター 5ステージ
カタカナ四文字シリーズ5作目。劇場は前回に引き続き神戸アートビレッジセンター。
久保田が執筆中に東日本大震災が起こる。
再びの神戸公演で震災がらみ…でも震災を描く以前に風化させてはいけない戦争(神戸大空襲)を考えてみようとペンを持った作品。
久保田曰く、神戸生まれなのに知らない神戸もあることを発見できた思い出深い作品。